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見て聴いて着けて語れる ロレックスの多彩な魅力

 

ロレックスは高級機械式腕時計の代名詞的存在である。普通の人にとっては、決して簡単に買えるものではない。しかし、ひとたび思い切って購入した途端、ロレックスの深い魅力にすっかり取り憑かれてしまう人がほとんどだ。今回取材したコレクターも、最初にエクスプローラーⅠを購入して以来、あらゆる場面でロレックスならではのさまざまな楽しみを満喫しているという。まさに王道的なコレクター道の楽しみを、詳しく聞いた。

 

取材協力:a.ff41さん (https://www.instagram.com/a.ff41/)

文:koni

画像提供: a.ff41さん

 

 

――ロレックスを購入したきっかけを教えてください。

 

以前Watch Loversで取材を受けていたk.shuntadesuyoさんが私の先輩なのですが、彼に勧められて購入しました。

 

――勧められて、すぐに購入したのですか?

 

いや、迷いましたね(笑)

何せ高級品なので、貯金を切り崩して買うことに躊躇はありました。

でも信頼する先輩の勧めだし、時計自体は小学校のころから好きだったので、思い切って購入に踏み切りました。

 

――簡単に買えるものではないですよね。

 

はい。

ですが、後悔は全くないですね。購入してよかったです。

最初の1本で愛着のあるエクスプローラーⅠ(Ref.14270)

細身の自分に合っているという点もお気に入りポイントだという

 

 

――ロレックスを購入して何が一番よかったですか?

 

機械式時計の魅力を知ることができたことですね。

クオーツ式時計を昔も今もよく着けていますが、機械式時計にしかない魅力というのがたくさんあって、すっかり機械式時計のとりこになってしまいました。

 

――機械式時計のどんなところが特に魅力的ですか?

 

針の動きと音ですね。

針の動きがクオーツ式に比べてとてもスムーズで、耳に当てるとカチッカチッて音がするんです。

この機械式時計ならではの動きと音に、一瞬で魅了されました。

音は特に好きで、ずっと聞いてられます(笑)

 

――それは確かに、機械式ならではですね。購入する時計を選ぶときの決め手は何ですか?

 

一番はやっぱり見た目ですね。

昔から時計が好きなので見ているだけで安心するし、暇なときは磨いたりすることで自分の気持ちが上がります。

室内では眺めたり磨いたりして楽しみ、外ではファッションとして楽しめるというように、どんな時でも楽しめるのも大きな魅力だと思います。

 

――なるほど。眺める楽しみということになると、見た目はかなり大事になってきますね。

 

今持っているのがスポーツタイプのエクスプローラーⅠとサブマリーナ(Ref.14060)、ドレスモデルのデイトジャスト(Ref.126331)なんですけど、どれも見た目に個性があっていいですね

珍しいチョコレートブラウン色のデイトジャスト(Ref.126331)

人と被らないのがこだわりだという

 

――それぞれに眺めたり着けたりして多彩に楽しまれているのですね。

 

はい、ロレックス自体でも楽しめますし、ロレックスを身に着けたことで、日常に楽しいことも増えましたね。

 

――例えば、どのようなことでしょうか。

 

年上の方との交流が増えました。

年上の方だと時計が好きな方も多くて、以前より話しかけられるようになりましたし、自分からも話しかけやすいし、仲良くなれるきっかけになります。

私が時計を身に着けているのを見て、上司は時計の趣味が再燃したみたいです(笑)

あとは、時計を通じて趣味友達もできましたし、いろんな方面に人間関係が広がりました。

 

――ロレックスとの出会いで人生の幅が広がったのですね。

 

時計は、飽き性な私が昔から唯一本気で好きなもので、今後もずっと好きなんだろうと思います。

一生の趣味ですね。

今の目標はデイトナを買うことです。

長い道のりになりそうですが、仕事も節約も正規店巡りも頑張っていこうと思います。

右からデイトジャスト(Ref.126331)、エクスプローラーⅠ(Ref.14270)、サブマリーナ(Ref.14060)

自分の生まれ年の時計ということで先月購入したサブマリーナのお披露目が楽しみとのこと

 

入り口のハードルは多少高くとも、入ってみると誰もが口を揃えてその奥深さを語るロレックスの世界。その世界に魅入られたコレクターたちは、異口同音に、人生の幅が広がったという。今回話を聞いたa.ff41さんも、先輩から勧められ、自分自身も上司の時計熱の再燃を引き起こしながら、その世界にどっぷりはまり込み、さらにデイトナ探しを始めているという。a.ff41さんにとっての楽しいコレクター生活は、まだまだ序盤戦かもしれない。