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「時計は時計。」信頼の上に成り立つロレックスとの日常

ロレックスの魅力は何だろうか。もし読者の方々に聞いてみたとしたら、その答えは文字通り千差万別、思い入れ溢れるそれぞれの答えは尽きることがないだろう。

しかし、ある女性はたった一言で言ってのける。

「時計はあくまでも時計。」

あっさりとした言葉に聞こえるが、これは彼女のロレックスに対する信頼の証だった。

今回は、ロレックスを相棒に活躍する女性コレクターのRachel.Kさんに、お話を聞いた。

 

――時計をたくさんお持ちとのことで、Instagramにも素敵な写真を投稿されていますね。時計を選ぶときの条件はありますか?

 

時計選びは、そのときのライフスタイルに合わせて変わるものだと思います。

服装が変わればつける時計も変わっていきます。

私も、若い頃はきらきらしたゴージャスなものに魅力を感じていました。

しかし今は、バランスよく今の自分にあったものを使いたいと思っています。

そう考えたとき、時計はシンプルで信頼できるもの、という答えにたどり着きました。

 

――なるほど。そのなかでも、ロレックスにたどり着いたきっかけはありますか?

 

今までいろいろな時計をしてきましたが、あるときにやはり時計は時計だと思ったことです。

以前は、例えば、ダイヤがついていてデザイン性のある、ウブロのジュエリーウォッチのようなタイプのものが好きでした。

しかし、時計はやはり機能が一番だと考えるようになり、ロレックスのようなベーシックでシンプルなものをつけるようになりました。

画像:Rachel.Kさんご提供。

 

――今もたくさん時計をお持ちとのことですが、そのなかで、ロレックスをつけるのはどのようなときですか?

 

日常使いとしてデイトナを使っています。普段は、ほぼデイトナかオーデマ・ピゲのエクストラシンですね。

どんな用途でも使えますし、ダイヤルの大きさやフィット感も気に入っています。

 

――ダイヤルのサイズにもこだわりがあるのですね。

 

はい。レディースのサイズだと、ダイヤルが小さめで、ぱっと見では時間が分かりづらいときがあるんです。

ですから私はレディースサイズよりも、41や42くらいのサイズが好きですね。

 

――実用性も重視されているということですね。

時計をつけるときのシーンやファッションにもこだわりはありますか?

 

はい。

パーティーや華やかな場所に行くときは、デイトナのようなスポーツウォッチだと合わないので、オーデマ・ピゲをすることもあります。

また、スーツを着るときは、ロレックスではなく少し小さめの時計をするようにしています。

なので、ロレックスをつけるのは日常的なシーンがほとんどです。

ファッションとしては、時計と一緒につけるアクセサリーを変えるのも楽しみの一つですね。

画像:Rachel.Kさんご提供。

 

――ロレックスは普段使いということですが、傷がついたり壊れたりといった心配は特にされませんか?

 

全くないです。

時計が傷ついたり壊れたりするのを怖がって大事にし過ぎていると、せっかくの時計を使えなくなってしまいます。

金額や希少性も理解はしていますが、あまりそういうことを考え過ぎると、使っていて面白くありません。

それに、時計ばっかり大事にしているのもかっこよくないなと(笑)

時計はあくまでも時計だと思って、自分の使いたいように使っています。

 

――普段使いの時計が壊れてしまったことはないのですか?

 

ないです。

 

――やはり丈夫なのですね。

 

はい。そこはロレックスというブランドへの信頼があります。

購入しているところの店長や技師もとても親切に対応してくださりますし、何かあっても直せるという信頼のもとで使っています。

 

――ロレックスの中でも、デイトナが普段使いのお気に入りとのことですが、デイトナの魅力を教えてください。

 

何よりもまずはやはりデザインです。

新しくなった黒セラミックのモデル(Ref. 116500LN)はクールでいいですね。

私はファッションアイテムもすごく好きで黒いアイテムも多いので、自分のファッションにすごく合うデザインだと思います。

あと、日付を設定しなくていいのがすごく快適です。

他の時計と違って日付の表示がないので、毎日気にせずに使えます。

それから、時間を設定するときも絶対に狂いがなく、パチッときまるところも好きです。

こういうところはやはり他のブランドと違ってさすがだなと思います。

画像:Rachel.Kさんご提供。

デイトナ Ref. 116500LN

画像:Rachel.Kさんご提供。

 

――デザイン面と機能面の両方に魅力を感じられているのですね。

 

あと、周りの女性にもロレックスをつけている人はいますが、スポーツモデルをつけている人はほとんどいません。

そのような点で周りと差別化できるところも気に入っています。

 

――なるほど。女性には珍しくスポーツロレックスをつけていることについて、周りの皆さんはどのような反応をされますか?

 

「女性でデイトナつけている人は初めて見た!」とおっしゃっていただけることが多いですね。

すごくよく声をかけられます。

仕事の場でも「なんでその時計なの?」と聞かれることも多いです。

ファッション業界でも仕事をしているので、時計がきっかけで話が膨らむこともたくさんあります。

 

――コミュニケーションのきっかけとしてもすごく活躍しているのですね。

 

はい。

そして、スポーツロレックスを選んだということが、センスを信頼していただくことにもつながります。

やはり私にとってなくてはならないツールです。

画像:Rachel.Kさんご提供。

 

忙しい日々の相棒なら、自分とピッタリ息の合ったものがいい。無駄がなく、それでいてはっきりとわかりやすいデイトナ。お話を聞いているうちに、それは彼女自身とぴったり重なるのではないかと思われるほどであった。人の変化とともに時計も変わり、時計はその時のその人を映し出しているのかもしれない。

 

取材協力/Rachel.Kさん

文/kaorin

写真/Rachel.Kさん