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2019.04.16

【新製品紹介】2018年新作モデル GMTマスターⅡ(Ref.126710BLRO)

 

ロレックスの新製品紹介企画の第2弾。

今回は、2018年の新モデル、GMTマスターII Ref.126710BRLOとなります。
青と赤、2色のベゼルカラーが特徴的な「Ref.126710」は、いったいどのような商品なのでしょうか。

 


画像:コミット銀座店よりご提供

 

 

そもそもGMTマスターとは?

1955年の最初のモデルがパン・アメリカン航空の公式時計として採用されたGMTマスター。
2色のベゼルは青が夜、赤が昼を表すと同時に、どことなくアメリカを感じさせます。

GMTマスターの特徴としては、その名の通り、時針、分針、秒針の他にもうひとつ取り付けられたGMT針の存在が挙げられます。
GMTとは、世界標準時(Greenwich Mean Time)の略称であり、このGMT針を、回転する2色のベゼルと併せて使用することによって、
全世界2か所の時刻を同時把握することができるのです。まさに飛行機で世界を飛び回る人向けといった機能です。

もちろん、普通の時計としても使えます。やはり2色のベゼルが特徴的なスポーツタイプなので、さりげなく個性や特別感をアピールしたい人に最適でしょう。

 

セラミックベゼル

今回の「Ref.126710BRLO」のベゼル素材には、セラミックが使われております。セラミックはアルミよりも堅く頑丈で、なおかつ退色をしません。

GMTマスターのセラミックベゼルは、2005年から採用されていますが、それまでのアルミタイプと違い、ツートーン加工に高い技術力を要します。
ですので、これまでのセラミックベゼルは、残念ながら黒の単色のみで、GMTマスターの代表的カラーであるツートーンは長らく発売されておりませんでした。

しかし、新しい「Ref.126710BRLO」では遂に、赤青2色のベゼルが復活しました。
マニア待望の品がやっと発売されたと言えます。アルミとはまた違った深みのあるツートーンを味わうことができるでしょう。
黒い盤面との相性も抜群です。

 

ジュビリーブレス

「Ref.126710BRLO」のブレスレットには、ジュビリーブレスが採用されています。

ジュビリーブレスとは、1945年、ロレックスのスタンダードモデルであるデイトジャスト用にデザインされたブレスレットで、
通常3列のリンクが5列になっています。フォーマルな印象のまま、リンクの細かい動きでより良い着け心地を体感できます。

その着け心地から、かつてはスポーツモデルにも採用されたことがあり、GMTマスターでは1960年代のモデル、「Ref.1675」などでも使われてきました。

今回の「Ref.126710BRLO」に採用されたジュビリーブレスは、デイトジャストの技術の転用ではなく、
GMTマスター用に独自設計されたものになっています。これによって、更なるフィット感と、重厚なバックルとの好バランスが実現しました。

 

70時間駆動

新型キャリバーCal.3285を搭載し、パワーリザーブが70時間までアップしました。
高級時計の一般的なパワーリザーブが40~48時間程度ですから、充分ロングパワーリザーブに分類することができます。

平日使用して土日にまったく使用していなくても、月曜日の朝はもちろん駆動しています。竜頭を何度も巻く手間や心配はいりません。
また、「Ref.126710BRLO」はツートーンのベゼルを目当てにロレックスのレパートリーを増やす目的で購入されることもあるでしょう。
複数着け替える習慣においても、70時間のロングパワーリザーブは頼もしい味方となるでしょう。

余談ですが、これ以降のモデルでは、従来使われていたCal.3186から「Ref.126710BRLO」に使われているCal.3285に切り替わっていくでしょう。
GMTマスターIIは確実に着々と進化しています。

 

新しいコンシールドアタッチメント

「Ref.126710BRLO」は新しいアタッチメントによって、ブレスレットとケースの接続部に繋ぎ目がなくなりました。つまり一体化されたのです。

これによって、より丈夫になりました。また、どんな商品においても、繋ぎ目が気になる方もいるかと思います。
かのスティーブ・ジョブスも、iPhoneの試作品に対しては、とにかく接合部を減らして一体化するよう、口を酸っぱくして言っていたようです。
繋ぎ目が少なければ少ないほど、製品は美しい。それはロレックスのようにデザインと機能を兼ね備えた高級時計についても同様です。
新しいGMTマスターIIは、より美しいボディーを手に入れたのです。

 

「Ref.126710BRLO」のお値段は?

さて、気になる価格相場ですが、現在200万円前後で取り引きされているようです。
現在まで常に生産数が少なく、大変貴重なモデルとなっているので、妥当な価格と言えそうです。

今後は未だ予測できませんが、久しぶりのツートーンベゼルということで、一定の人気は確実に継続していくでしょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
まとめると、今回紹介した「GMTマスターII Ref.126710BRLO」はケース内外ともに性能は大幅に向上し、しかも大人気の赤青2色ベゼルが復活したモデルとなります。
遊び用にも、普段使いにも、旅行用にも、どんな場面でも活用できる使い勝手の良いモデルです。
一味違ったロレックスを求める人に絶対オススメです。

(文・北堅太)